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Raised Toward The Sky

某高専から大学に編入したDeath Metaler-けん-がぼちぼち頑張る記録です。

零戦‐その誕生と栄光の記録‐

ジブリ 風たちぬ の主人公である 堀越二郎さんの著書。

零戦の設計から終戦までを設計者の目線で書いた本です。

❮感想❯
アメリカ軍に「単独で零戦に遭遇したら逃げろ」とまで言わせた零戦がいかに優れた戦闘機であったかを知れました。

零戦が登場した時は大戦果をおさめる当時最強の戦闘機であり、日本の航空技術を大きく前進させたものでした。

当時の日本は大馬力の航空エンジンを持っていなかったと何度も記載されていて、もし当時の日本が大艦巨砲主義でなく戦闘機の製造に全力を尽くしていたらどんな戦闘機ができていたのか知りたくなります。

この本を読むと太平洋戦争は零戦と共にあったということを感じると思います。
零戦が無敵といわれていたときは日本軍の全盛期であり、零戦が戦果をあげにくくなり神風特攻に使われ始めたときが日本軍の限界だったそうです。

悲しいことに、技術は戦争がないと大きく進歩しないんだな…と痛感しました。

最後に、海軍の要求した零戦のスペックを全て満たした堀越二郎さんをはじめとするエンジニアの皆さんの努力は凄まじいと感じました。

自分もそんなエンジニアになりたい!

零戦を設計する際に用いた技術や材料等が書かれているため、機械工学に携わる人はより楽しめると思います。