Raised Toward The Sky

某高専から大学に編入したDeath Metaler-けん-がぼちぼち頑張る記録です。

日本が1945年8月15日に降伏しなかったら

タイトル通り日本が1945年8月15日に降伏せず、戦争が長引いていたらどんなことが起こっていたのか気になって調べてみたところ、恐ろしい作戦が実施される予定だったということがわかりました。

その作戦は太平洋戦争時にアメリカが計画した日本本土上陸作戦 「ダウンフォール作戦」です。

この作戦の目的は日本本土での上陸作戦により戦争を終結させるためです。

ダウンフォール作戦は
⑴オリンピック作戦(九州南部上陸作戦)
⑵コロネット作戦(関東上陸作戦)
の2つを含む作戦の名称です。

⑴の予定日は1945年11月1日でXデーと呼ばれていました。目的としては⑵を行うための航空基地を確保するためです。
九州南部に基地を構えることで日本全土に爆撃機による爆撃を行うことが可能だったようです。

⑵の予定日は1946年3月1日でYデーと呼ばれいていました。
この作戦の3ヶ月前からミサイル、戦闘機、化学兵器などによる大規模破壊を行い、Yデーに107万人の兵士と1900機の航空機による上陸を予定していました。

もちろんそれに対する日本の防衛作戦もありました。
それが「決号作戦」と呼ばれ、内容としては男子15~60歳 女子17~40歳までを根こそぎ徴兵し、国民2600万人+軍人500万人 を本土決戦に投入するというものです。

ダウンフォール作戦は日本がこの作戦の発動前に降伏したために中止になりました。

戦争が長引き、この作戦が実行されていたらと考えるだけで怖くなりました。